平均的な日本女性の乳房は、片方で約180㏄~320㏄(牛乳ビン2本分)ほど、両方だと360㏄~640㏄にもなるといわれています。これは、牛乳ビンで2~3本の重さに相当します。乳房は先に述べた事からわかるように、骨や筋肉のように固いものではありません。また、下方向より上方向へは約3倍、外側より内側へ約1.5倍ほど動きやすい作りになっているといわれています。このような動きは、乳房を支えている胸の皮膚や筋肉とも関係があり、この皮膚の張りが「バストの美しさ」を司っているのです。しかし、一枚の薄い皮膚だけでこれだけの重さの乳房を支えているわけですから、年齢を経るにしたがって、また出産の経験などによって徐々に形を変えていくものであることもわかります。より美しいバストのためには、支えになっている皮膚の張りを維持する必要があるのです。